小泉進次郎防衛相は4日の記者会見で、自衛隊への外国人の登用について問われ、「考えていない」と否定した。笹川平和財団が、自衛隊のなり手不足を解消するため外国人の登用の検討などを求める提言を2日に小泉氏に提出していた。
現職自衛官の処遇改善を優先
小泉氏は会見で、自衛官の応募資格は日本国籍の保有者に限っているとし、「少子高齢化の中で人材確保は大きな課題だが、何よりも優先すべきことは今いる人だ」と発言。処遇改善や、AI(人工知能)などを活用した生産性の向上、「退職自衛隊員・家族支援庁」(仮称)の新設による退職後のキャリア支援の充実などを進める考えを示した。
笹川平和財団の提言内容
笹川平和財団の提言は、黒江哲郎・元防衛事務次官や山崎幸二・元統合幕僚長らがとりまとめた。将来にわたって人口減少が続くなか、「(外国人登用の)可能性について真摯(しんし)に検討すべき時期に来ている」としていた。



