秋篠宮ご夫妻は13日、パラグアイへの公式訪問を前に、東京・元赤坂の赤坂東邸で記者会見に臨まれました。会見では、日本人のパラグアイ移住90周年に触れ、移住者や日系人への敬意が示されました。
冒頭に熊本地震へのお見舞い
会見の冒頭、秋篠宮さまは先月7月28日に発生した令和8年熊本地震に言及し、「亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災された方々へお見舞いを申し上げます」と述べられました。また、猛暑が続く中での熱中症への懸念も示されました。紀子さまも同様に、被災者や支援者らの健康を案じるお気持ちを述べられました。
パラグアイとの長い関係
秋篠宮さまは、昨年5月にパラグアイのペニャ大統領夫妻が大阪・関西万博のナショナルデーで来日した際、東京でお会いし、移住90周年の話題が出たことに触れられました。その後、正式な招待を受けて今回の訪問が実現したと説明されました。
前回の訪問は20年前の70周年の時で、今回はご夫妻での訪問を「うれしく思っております」と述べられました。パラグアイは日本から約1万8000キロ離れていますが、外交関係樹立から今年で107年となり、技術協力や経済協力、東日本大震災時の支援など、両国の関係の深さを語られました。
移住者と日系人への敬意
秋篠宮さまは、移住当初の困難を乗り越え、パラグアイ社会で信頼を確立し、発展に貢献してきた日本人移住者や日系人に「敬意を表したく思います」と述べられました。また、彼らを温かく迎え入れてくれたパラグアイとその人々への感謝の念も示されました。
紀子さまは、20年前に長男の誕生後でご一緒できなかったことに触れ、帰国後の話を聞いて「いつか訪れることができたらと思いました」と述べられました。10年前には長女の眞子さんが移住80周年の記念式典に出席し、複数の移住地を訪れたことも紹介されました。
また、前日に秋篠宮さまが20年前の訪問でいただいたアルバムを一緒にめくり、移住者の苦労や日系社会の形成に思いを巡らせたと述べられました。今回初めて宮さまとご一緒にパラグアイを訪れることを「心待ちにしております」と語られました。



