スターリン指令23日、旧ソ連抑留犠牲者追悼の集い 経験者「教訓を明らかに」
スターリン指令23日、旧ソ連抑留犠牲者追悼の集い

旧ソ連によるシベリア・モンゴル抑留の経験者や遺族ら約170人が23日、東京都千代田区の国立千鳥ケ淵戦没者墓苑で犠牲者を追悼する「追悼の集い」を開いた。主催はシベリア抑留者支援センター。

スターリン指令から81年

旧ソ連は1945年8月、日ソ中立条約を一方的に破って対日参戦。同月23日には当時の最高指導者だったスターリンが抑留方針を定めた極秘指令を発した。日本政府は日本軍将兵ら約57万5000人が抑留されたと推計しているが、このうち少なくとも6万人以上が死亡したとみられる。

体験者「全体像を明らかにしてほしい」

同センターによると、抑留経験者の平均年齢は103歳。終戦後3年近くにわたって抑留された西倉勝さん(101)はあいさつで「まもなく、私ども体験者は皆いなくなる」とした上で「継承ができないと心配する声はあるが、多くの証言が残されている。それらを活用して全体像を明らかにしてほしい」と話した。

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西倉さんは戦後日本で抑留問題について明確な総括がされていないと指摘し、「なぜこんな不幸が起きたか、教訓は何かを明らかにしてほしい。話を聞くだけ、祈るだけでは平和は来ない」と訴えた。

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