ウクライナのゼレンスキー大統領は4日、南部ヘルソンでロシア軍の一人称視点(FPV)無人機が民間人の男性を執拗に追い回して自爆する映像を通信アプリに投稿し、ロシア側を非難した。男性は背中などを負傷し、病院に搬送された。
ゼレンスキー氏「ロシアは狂気に陥った」
ゼレンスキー氏は「ロシアは狂気に陥り、人々を殺害することを楽しんでいる」と批判。シビハ外相も無人機の操縦士が民間人を標的にしていたと主張し「戦争犯罪だ」と訴えた。
被害者の男性は野菜売りの準備中
地元当局によると、無人機は4日早朝にヘルソンの路上で野菜を売る準備をしていた南部ミコライウ州の男性(52)に接近。土ぼこりを上げながら低空飛行し、乗用車の陰に隠れようと逃げる男性を追い詰めた後、急に速度を上げて自爆した。
男性は地元当局に「傘を広げて木箱を出し始めたら、ブーンという音が聞こえた」と語った。一緒にいた妻は無事だった。
ヘルソンでは無人機攻撃が相次ぐ
ロシアによる侵攻開始直後の2022年3月に占領されたヘルソンはウクライナ軍が同11月に奪還したが、ドニプロ川対岸を支配するロシア軍から無人機攻撃が相次いでいる。(共同)



