アフリカ大陸の北端に位置するスペインの飛び地セウタで、国境を接するモロッコから海を泳いで不法に入国する移民が急増している。地元当局によると、29日までの数日間で1500人以上がセウタ側に渡った。
30日にも、浮輪や足ひれを使い、国境沿いの防波堤を泳いで回り込んでセウタに入る人が相次いだ。AFP通信などによると、この日の越境者は数千人規模とみられ、現地からの映像には国境施設の門やフェンスを突破する様子が捉えられている。
収容能力超え、路上で夜を過ごす人も
セウタの地元当局は「人道的、社会的な緊急事態だ」と訴え、スペイン政府に対し国家非常事態宣言を出すよう要請。軍の派遣や警察の増強、モロッコとの国境閉鎖も求めた。移民の受け入れ施設は収容能力を超え、数百人が施設の外や路上で夜を過ごしているという。



