連載:世界最強の足元 米兵養成の現場から 空気一変、怒号と銃声の本格訓練 人生立て直しの先
連載:世界最強の足元 米兵養成の現場から 空気一変、怒号と銃声の本格訓練

金曜日の朝、米陸軍の「未来の兵士準備課程」を修了した訓練生たちが、サウスカロライナ州フォートジャクソン陸軍基地内の基礎訓練施設へとバスで向かった。到着して数分、空気は一変する。扉が開いた瞬間、教官の怒号が飛んだ。「走れ~~!」

整列場所まで走る間、遅れた訓練生には至近距離から怒鳴り声が浴びせられ、銃声も間近で響く。慣れない記者には身がすくむほどの緊張感だ。一連の演出は、訓練生に意図的にストレスを与え、混乱の中でも行動できるようにするためだという。

準備課程と基礎訓練のギャップ

体脂肪率や学力などが入隊基準に届かない人を鍛え上げる準備課程は優しく、温かかった。しかし、その先に待っているのは「兵士になる」という現実だ。基礎訓練は10週間で、武器の扱いなどが行われる。この記事は下司佳代子氏がフォートジャクソンから報告したもので、2026年2月27日午前11時20分の様子を伝えている。

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