ゼレンスキー氏、パトリオット供与遅延は米国防総省の意図的措置と米議員に訴え
ゼレンスキー氏、パトリオット供与遅延を米議員に訴え

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日、米国の議員団とオンラインで会談し、米国防総省が意図的に米国製防空システム「パトリオット」の供与を遅らせていると説明した。実情を訴え、米議会の助力を得たい考えとみられる。

購入済みミサイルの供与停滞

ゼレンスキー氏によると、北大西洋条約機構(NATO)の枠組みで購入済みのパトリオット用ミサイルが、ヘグセス国防長官の署名が得られないため、届いていないという。

また、ウクライナ軍が防衛に利用する米宇宙企業スペースXの衛星通信網スターリンクの速度制限が解消されていないと述べ、「戦争終結を拒否しているのはプーチン(露大統領)だ。米国の決定は友人として説明がつかない」と米国への不信をあらわにした。

トランプ氏はゼレンスキー氏交代の必要性を再表明

一方、トランプ米大統領は19日、ホワイトハウスで記者団に、ゼレンスキー氏について「別の人物が交渉にあたる時が来ている」と述べ、交代する必要があるとの認識を改めて示した。