ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は18日、米国製防空システム「パトリオット」の迎撃用ミサイルの追加供与と引き換えに、トランプ米大統領の要求に応じてロシアの製油所への攻撃を中止する用意があると米側に提案していることを明らかにした。米ブルームバーグ通信のインタビューで語った。
トランプ氏の要求とウクライナの対応
トランプ氏がロシアの製油所への攻撃中止を求めるのは、中間選挙を前に軽油の価格抑制が狙いとみられ、露産軽油への制裁も緩和した。ゼレンスキー氏は「(米側は)我々が製油所への攻撃をやめることだけを望んでいる」と不満を表明した。
スターリンク速度制限への非難
ウクライナ軍が無人機の迎撃などに使う米宇宙企業スペースXの衛星通信網「スターリンク」の速度制限にも触れ、「ウクライナに降伏を迫る措置が取られている」として米側を非難した。ウクライナでは、弾道ミサイルを迎撃する「パトリオット」が枯渇したと伝えられている。
サンクトペテルブルクでの無人機攻撃
一方、露西部サンクトペテルブルク市当局は18日、石油貯蔵基地などが前夜にウクライナ軍の無人機攻撃を受け、火災が発生したと発表した。周辺のレニングラード州も含めて1人が死亡し、15人が負傷したという。