フーシに大規模軍事作戦開始を宣言、イエメン暫定政権が表明
フーシに大規模軍事作戦開始を宣言、イエメン暫定政権が表明

イエメン暫定政権は4日、同国の反政府武装組織フーシに対し、大規模な軍事作戦を開始すると宣言した。フーシは紅海とアラビア海をつなぐ要衝バブルマンデブ海峡を押さえており、イエメン内戦が再び激化する恐れが出てきた。

フーシの攻勢と暫定政権の対応

フーシは9月初旬からの攻勢で、イエメン西部の紅海沿岸全域などを制圧し、バブルマンデブ海峡を掌握した。その後も暫定政権の支配地域への展開を進めているほか、サウジアラビアの石油施設にミサイルやドローンによる攻撃を続けている。

アラビア半島の両端にある二つのチョークポイント(急所)が不安定化し、原油供給への影響も懸念されている。

演説で表明した作戦方針

暫定政権のアリーミ大統領評議会議長は4日のテレビ演説で、「領土を奪還し、国家の権限を国土全体に拡大するための軍事作戦を開始する」と述べた。また、バブルマンデブ海峡を念頭に「全世界のために国際水路を守る責任を果たす」と語った。

親イランのフーシとサウジアラビアの戦闘も続く中、今回の宣言によりイエメン内戦が再び激化する可能性が出てきた。