対イラン作戦に追加派遣の米強襲揚陸艦トリポリ、佐世保基地に帰還
対イラン作戦に追加派遣の米強襲揚陸艦トリポリ、佐世保帰還

米海軍第7艦隊所属の強襲揚陸艦「トリポリ」が27日朝、長崎県佐世保市の佐世保基地に帰還した。同艦は対イラン軍事作戦に追加派遣され、中東地域での展開を終えた。

任務の概要

ホルムズ海峡でイランによる船舶への攻撃が相次いだことを受け、米軍は戦力を増強。米中央軍は3月、トリポリと沖縄県のキャンプ・ハンセンに駐留する第31海兵遠征部隊などが中東地域周辺に到着したと明らかにしていた。

米海軍は7月22日、トリポリ、ドック型輸送揚陸艦「ニューオーリンズ」、ドック型揚陸艦「ラシュモア」で構成されるトリポリ揚陸即応群が、第31海兵遠征部隊の沖縄帰還完了により6か月にわたる展開を終了したと発表。アラビア海北部で海上封鎖の警備を実施し、精密打撃や80万ポンドの物資輸送、5000人の要員移動、戦闘航空任務で1600時間以上の飛行を成功裏に遂行したと強調した。

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部隊指揮官のコメント

即応群を指揮した海軍第11水陸両用戦隊司令官のティモシー・カーター大佐は「変化に富んだ過酷な展開期間中、並外れた不屈の精神と任務への献身を示した」とコメントした。

市民団体の分析

在日米軍の監視活動を続ける市民団体「リムピース」の篠崎正人編集委員は「在日米軍の部隊が中東に派遣されるのは22年ぶりで、部隊のSNSによると、ヘリコプターによる監視偵察部隊のプラットフォームになっていたようだ」と分析。「極東の平和の安定だけでなく、中東における戦略にも組み込まれていることが明らかになった。これまで見たことがなかったが、基地の中で200人以上の家族とみられる人たちが出迎えていた。家族も今回の作戦は不安だったのだろう」と指摘した。

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