米国務省高官が訪日、日米豪印「4か国協議」の拡大を協議へ
米国務省高官訪日、4か国協議拡大を協議

米国務省の高官が近く訪日し、日本政府関係者と日米豪印の4か国協議(QUAD)の拡大について協議することが明らかになった。複数の外交筋が明らかにしたもので、中国の軍事・経済的影響力の拡大に対抗するための枠組み強化が主な議題となる。

QUAD拡大の背景と狙い

QUADは、日本、米国、オーストラリア、インドの4か国による戦略対話の枠組みで、自由で開かれたインド太平洋の実現を目指している。今回の協議では、新たな加盟国を追加する可能性についても話し合われる見通しだ。具体的な候補国としては、韓国やベトナム、インドネシアなどが挙がっているが、正式な決定には至っていない。

米国務省高官は、「QUADは地域の安定と繁栄に貢献してきた。さらなるパートナーとの連携強化は、共通の課題に対処する上で重要だ」と述べている。

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中国の反応と地域への影響

中国外務省はこれに先立ち、QUADの拡大について「地域の平和と安定を損なう行為だ」と批判している。一方、日本政府関係者は「QUADは特定の国を標的にするものではなく、法の支配に基づく国際秩序の維持を目的としている」と反論している。

専門家は、QUADの拡大が実現すれば、インド太平洋地域における勢力図が大きく変わる可能性があると指摘する。特に、南シナ海や東シナ海をめぐる緊張が高まる中、新たな加盟国が加わることで、中国への牽制力が強化されることが期待される。

今後の日程と見通し

米国務省高官の訪日は、来週にも実現する見通しで、複数回にわたる協議が行われる予定だ。また、その後にはオンライン形式での首脳会合も検討されている。QUADの拡大は、2024年に予定される次回の首脳会合で正式に発表される可能性が高い。

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