韓国軍は24日、米国と韓国が9月に予定していた合同上陸訓練「双竜訓練」を中止すると発表した。米海兵隊から6月、中東情勢の影響で運用できる部隊が制限されることを理由に参加が困難だと通知があったという。
双竜訓練の概要と中止の経緯
双竜訓練は朝鮮半島有事を想定したもので、両軍合わせて1万人以上が参加する。一時中断した期間を挟みつつ、2012年から隔年で実施しており、強襲揚陸艦や最新鋭ステルス戦闘機「F35B」などが投入されてきた。
韓国紙・朝鮮日報は軍関係筋の話として「(米軍の)将兵の相当数が中東に移動したため、訓練日程が取り消された」と伝えた。韓国軍は単独で9月下旬に上陸訓練を行う予定という。
8月の演習縮小と抑止力への懸念
8月の合同軍事演習は、トランプ米大統領の指示で規模を大幅に縮小した。米朝対話の再開が念頭にあったとみられている。
韓国軍関係者は「中止や縮小が続けば、朝鮮半島への米国の関与が手薄になっているとの誤ったメッセージを北朝鮮に送ることになりかねない」と懸念を示した。



