北朝鮮は、ロシアがウクライナ侵略を開始してから4年半にわたり、一貫してロシアを支持し、武器の供給と派兵によってロシアの継戦能力を支えている。北朝鮮には、ロシア支援を通じてウクライナ戦争にとどまらない長期的な同盟関係を構築する狙いがあるとみられる。
露朝の軍事同盟と派兵の実態
露朝両国は2024年、事実上の軍事同盟である包括的戦略パートナーシップ条約を締結し、北朝鮮兵約1万5000人をロシア西部に派遣して戦闘や復興作業に参加させた。北朝鮮兵の戦死者は2000人を超えたとの情報がある。
平壌での記念施設建設と首脳の応酬
平壌では今年4月、派兵を記念する施設が建設され、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が「血盟関係」を誇示した。プーチン露大統領も親書で謝意を示し、「戦略パートナーシップを強化する」とした。
北朝鮮は少ないロシアからの見返りで、長期的な関係強化を図っているとみられる。追加派兵の情報もある。



