米国務長官、中国外相と会談へ 核問題など協議
米国務長官、中国外相と会談へ 核問題など協議

米国のブリンケン国務長官が中国の王毅外相と会談する方向で調整していることが、複数の米政府関係者の話で分かった。核不拡散や安全保障など重要課題を協議する見通しだ。

会談の背景と目的

両氏の会談は、米中関係の緊張緩和を図る狙いがある。特に北朝鮮の核問題や台湾海峡の安定など、地域安全保障上の懸念事項が議題に上る可能性が高い。ブリンケン長官は、中国に対し、北朝鮮への影響力を行使して非核化を促すよう求める方針。

また、ロシアのウクライナ侵攻を巡る中国の立場についても、米国は懸念を表明する見通し。中国がロシアに軍事的・経済的支援を提供しているとの指摘があり、米国は自制を求める考えだ。

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日程と場所

会談は、今月下旬に開催されるASEAN関連外相会合の際に行われる方向で調整されている。開催地はラオスの首都ビエンチャンが有力視されている。

米国務省高官は「両国間の対話チャンネルを維持することは重要だ。率直かつ建設的な議論を期待している」と述べた。

米中関係の現状

米中関係は、貿易摩擦や先端技術を巡る対立、人権問題などで冷え込んでいる。昨年11月のバイデン大統領と中国の習近平国家主席の首脳会談以降、高官級の対話が続いているが、根本的な溝は埋まっていない。

専門家は「今回の会談で大きな進展は見込めないが、対話の継続自体が意味を持つ」と分析している。

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