22日のニューヨーク原油先物市場で、代表的な指標となるテキサス産軽質油(WTI)の9月渡し価格の終値は、前日比2.3%高の1バレル=86.83ドルに上昇した。米国とイランの戦闘激化で連日値上がりが続いており、90ドル台の大台に迫っている。
ルビオ長官発言で供給不安
外遊中のルビオ米国務長官がイランは停戦に前向きではないと発言したと伝わり、戦闘の長期化による原油供給の不安定化が意識された。取引時間中には一時、88ドル台まで上昇する場面もあった。今月7日に米国がイランに対する空爆を再開して以降の上昇率は2割超に達している。
株式市場も下落
22日のニューヨーク株式市場では、原油価格の上昇が重しとなり、主要な株価指数が軒並み値下がりした。ダウ平均株価(30種)は消費関連の銘柄を中心に売り注文が優勢となり、終値は前日比6.06ドル安の5万2218.58ドルだった。IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は146.31ポイント安の2万5690.90だった。



