米国とイランは26日も引き続き軍事行動を控え、小康状態が続いている。米国連大使は、攻撃を停止することでイラン側に「交渉の余地を与えている」と述べた。
米軍は先週までイランに対して13日連続で攻撃を実施しており、4月の停戦合意以降、最大規模の軍事行動だった。しかし、週末に入り爆撃を停止している。
イラン側も攻撃を行っておらず、イラン軍のモハンマド・アクラムニア報道官は「我々の戦略は基本的に報復的なものであるため、報復作戦を停止している」と述べた。
トランプ氏、交渉に猶予か
米国連大使のマイク・ウォルツ氏はFOXニュースとのインタビューで、ドナルド・トランプ米大統領は「交渉に少し余裕を与えている。少しの猶予を与えている」と述べ、攻撃を停止することで協議の進展を促す方針を示唆した。
また、ウォルツ氏はNBCニュースとのインタビューで、弾薬減少の懸念から米国がイラン攻撃を停止しているとの報道を否定した。「はっきりさせておきたい。米軍にはこの作戦を効果的な形で遂行するために必要なものがすべて揃っている」と強調した。
イスラエル首相、核開発阻止を最優先に
一方、米軍と共にイランに対する軍事作戦を行っているイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は26日、イランの核開発阻止が最優先事項だという認識を改めて示した。
ネタニヤフ氏はFOXニュースに対し「もし激しい軍事戦闘に戻ることなくそれができるなら、それでいい」と述べた上で「いずれにせよ、彼らは核計画を終わらせなければならない。合意があろうとなかろうと、それは終わらせなければならない」と語った。
ネタニヤフ氏は28日、米ホワイトハウスを訪れトランプ氏との会談を予定している。



