米メディアのアクシオスは26日、中東方面の米軍の作戦を担当する司令官が「ホルムズ海峡周辺での爆撃の効果は限界に達した」として作戦中止を進言したと報じた。これが連日続いたイラン空爆を停止するトランプ大統領の決定の一因になったという。
司令官の判断と空爆の経緯
ホルムズ海峡をめぐっては、イランが自国の指示に従わない船を攻撃したことから、米軍が23日まで13日連続でイランへの空爆を実施。トランプ氏は「これまでにない大規模な攻撃」の可能性に言及したが、その後の爆撃は止まっている。
アクシオスが米当局者の情報として報じたところによると、米中央軍のクーパー司令官は、約2週間の米軍の空爆によってイランが船を攻撃する能力は著しく低下したと指摘。より大規模な軍事作戦を再開しない限り、空爆を続ける意味はないと進言したという。
イランの反応と最新状況
米軍の空爆に対して、イランは湾岸諸国などへの攻撃で応じてきた。ロイター通信によると、米軍の空爆停止を受け、イラン高官は「米軍の攻撃が止まれば、イランも攻撃しない。このメッセージは米国にも伝わっている」と述べた。
AFP通信によると、イラン国営テレビは27日、イランの指定していない航路でホルムズ海峡を通ろうとした6隻の船が、イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊」の警告射撃を受けて阻止されたと報じた。



