ドナルド・トランプ米大統領は4日、スティーブ・ウィトコフ特使とトランプ大統領の娘婿ジャレッド・クシュナー氏をロシアとウクライナに派遣し、4年にわたる紛争を終結させるための提案を提示すると明らかにした。
和平案の詳細は明かさず
トランプ氏は記者団に対し、「彼らは戦争を終わらせるための提案を持って行く」と述べた。
トランプ氏は、提案にウクライナによる領土割譲が含まれるかどうかについての明言を避け、「われわれには和平に向けた案がある」とのみ語った。
その上で「彼らは素晴らしい仕事をしてきた。何かを成し遂げられるかどうか確かめるために派遣した。実現する可能性は十分にある」と強調した。
キーウ訪問は6日に
ウクライナの高官は4日、AFPの取材に対し、ウィトコフ氏とクシュナー氏が6日に首都キーウを訪問する予定だと語った。2期目のトランプ政権が昨年発足して以来、両氏がキーウを訪問するのは初めて。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日、両氏がキーウとロシアの首都モスクワへの訪問中、停戦を実施することを提案した。
停戦呼びかけと激化する攻撃
ゼレンスキー氏は夜の演説で、「われわれの側から空爆は行わない。ロシア側も同様に、こうした協議を行うのに必要な期間、自らの空爆を行わず、停戦を確実にしなければならない」と述べた。
米国の仲介による両国の紛争終結に向けた協議は停滞しており、双方による空爆が激化している。ウクライナ当局は1日、キーウとその周辺地域に対するロシア軍による大規模なミサイル・無人機攻撃で、少なくとも12人が死亡、21人が負傷したと発表した。



