中央線から見える「山肌を貫く巨大チューブ」の正体…バブル期に生まれた山梨の天空のマチュピチュ
中央線から見える巨大チューブの正体…山梨の天空のマチュピチュ

中央線の車窓から、山肌を貫く巨大なチューブ状の建造物が見える。その正体は、バブル期に開発された山梨県のニュータウン「コモアしおつ」である。住民の村井保恵さんは、「家の広さ、まちなみのきれいさがダントツでした。新聞折り込みの広告がよく入っていて、憧れの住宅地だと感じていました」と語る。

バブル期に生まれた「天空のマチュピチュ」

「コモアしおつ」は、山を切り拓き6000人の居住を想定して計画された。計画当初から生活利便性が重視され、スーパーや銀行ATM、美容院、クリーニング店などが整備された。営業時間は現在20時までだが、住民の年齢層が高くなり、昼間の利用が中心となっている。

住民の声と実態

村井さんは、勤務先の八王子へ通える範囲で物件を探していた時にコモアしおつを知った。自然の豊かさと都心へのアクセスが売りで、「週末に森の人になる」というキャッチコピーで販売された。現在も、果物の袋詰め商品が大家族向けから核家族向けへと変化するなど、住民構成の変化が見られる。

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