サウジアラビア政府は11日、ペルシャ湾岸から紅海側に原油を輸送する東西パイプライン(全長約1200キロ)が10日に複数の地域で攻撃を受け、予防措置として操業を一時停止したと発表した。イラクの親イラン勢力による攻撃とみられる。
攻撃の詳細と影響
パイプラインの一時停止後、対策チームが「安全性の評価に必要な措置」を講じている。サウジは世界有数の産油国で、石油輸出への影響が懸念される。
イラク政府の対応
イラク政府は12日、国内からのサウジ攻撃を確認したとして、関与した軍の指揮官らを解任した。指揮官の管轄地域は親イラン民兵の勢力圏とされるイラク南部のイラン国境近くで、攻撃は親イラン勢力の意向によるものとみられる。ロイター通信によると、イラン国境の検問所が閉鎖され、大規模な捜査が進んでいる。
イラクはサウジとも国境を接しており、対サウジ関係の悪化を避けるため、迅速に対応した模様だ。



