ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は11日、欧州諸国が軍部隊をウクライナに展開した場合、「ロシアに対する戦争」と見なすと警告し、ロシアは欧州を「脅かしていない」と強調した。
「ロシアに対する戦争を意味する」
ロシアの通信各社によると、プーチン氏は欧州諸国の指導者に言及し、「現時点で、彼らはウクライナにどのように軍部隊を展開するかを検討中だと述べている。それはロシアに対する戦争を意味する」と語った。
また、「われわれは欧州諸国を脅かしていないし、脅かすつもりもない。なぜそんなことをする必要があるのか? われわれに欧州と戦う理由などないことに、誰も気づいてさえいない」と述べた。
「ありもしない脅威」と主張
プーチン氏はさらに、欧州諸国の指導者が「ロシアからのありもしない脅威で自国民をあおっている」と主張し、「このような脅威は存在しないし、これまでに存在したこともない」と付け加えた。
ロシアは2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始し、同国への欧米軍部隊の展開は越えてはならない一線だと繰り返し主張している。
NATO東方拡大を侵攻の理由に
欧州軍部隊のウクライナ展開については数年前から議論されてきたが、実現には至っていない。
ロシアはウクライナに侵攻を正当化する理由として、ウクライナが加入を目指す北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大が自国にもたらす脅威を挙げている。



