プーチン氏、欧州との敵対行為準備せずと強調 攻撃警戒に反論
プーチン氏、欧州との敵対行為準備せずと強調 攻撃警戒に反論

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は25日、同国は「欧州とのいかなる種類の敵対行為の準備もしていない」と強調した。欧州の北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一部が域内に対する「ロシアによる攻撃の可能性」について警告したのを受けた発言で、さらにロシアに対立を激化させる「動機」は存在しないと付け加え、逆の主張をする欧州諸国を批判した。

欧州の懸念に対する反論

プーチン大統領は北西部サンクトペテルブルクで記者団の取材に応じ、「欧州の多くの人々がロシアからの攻撃を警戒しているとうわさしているため、自らも敵対行為、すなわちロシアとの戦争に備えなければならないと信じ込んでいる」と主張。「改めて強調しておきたい。われわれは欧州とのいかなる種類の敵対行為の準備もしていない」と付け加えた。

ウクライナ侵攻と欧州の警戒

ロシアによるウクライナ全面侵攻が5年目に突入する中、ウクライナを支援する欧州諸国のいくつかは、自国や同盟国の領内に対するロシアによる「コバート・アタック(隠密攻撃)」の可能性に対する懸念を表明した。今月、ドイツ政府は東部ライプチヒ近郊の空港で8月に爆発物を搭載した無人機が見つかった攻撃未遂事件について、ロシアが計画したものだとして非難した。さらにポーランドも、ロシアがウクライナを支援する国々に対して無人機やミサイルを発射する可能性があると警告した。

交渉再開への言及

プーチン大統領はまた、「交渉再開の提案については、そうだ、それらはすべてテーブルの上にあり、すべて実現可能だ。しかし、あれだけのこと(ロシア領内への攻撃)をされたからには、どのような対応策を取るべきかについては慎重に検討していくことになる」とも述べた。