今年のノーベル平和賞受賞が決まったインド系南アフリカ人の法律家ナビ・ピレイ氏(85)が12日、かつて裁判官として働いたオランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)を訪れた。報道機関には公開されなかったが、ICCによると、米国による制裁決定で存亡の危機にあるICCの職員を激励した。
職員800人以上を前に敬意と献身を称える
ICCによると、ピレイ氏は赤根智子所長ら職員800人以上を前に、困難な時代にICCが果たす重要な役割に敬意を表し、活動に携わる人びとの献身をたたえた。「皆さんの思いやりと勇気が、不処罰をはびこらせないための力となり続けている」と述べたという。
赤根所長が受賞決定を祝福
赤根氏はピレイ氏の受賞決定を祝福し、「持続的な平和の礎として国際司法が果たす非常に重要な役割が認められた」と強調。訪問は1時間ほどで終了したという。
ピレイ氏は2003~08年…