トランプ政権とメディアの対立激化、ポリティコ記者の搭乗拒否に各社が連帯
トランプ政権とメディア対立、ポリティコ記者搭乗拒否に連帯

米国でトランプ政権とメディアのせめぎ合いが続いている。ホワイトハウス側が様々な手段で大統領を取材できる記者を制限するのに対し、メディア側は連帯しながら対抗している。背景に何があり、今後どうなるのか。

ポリティコ記者の搭乗拒否

5日、トランプ大統領は11月の中間選挙に向けた応援演説のため、首都ワシントンから大統領専用機でネブラスカ州へ向かった。この日は政治専門サイト・ポリティコの記者が、大統領に同行して代表取材する輪番の「プール」にあたっていたが、ホワイトハウスが搭乗を拒んだため、できなかった。

米紙ワシントン・ポスト(WP)によると、ホワイトハウスは他の媒体に代表取材を打診したものの、いずれも拒まれた。結果的にプール記者は不在となり、補助的な役割の「2次プール」として同行していたWP記者と、テレビ同行のCBSプロデューサーのメモが各メディアに共有された。ただ、いずれも「ポリティコの代わりに入ったわけではない」としている。

メディア側の連帯

ポリティコはトランプ氏が9月にCNN記者の記者証を没収した際にも、連帯を示していた。今回の搭乗拒否に対しても、各メディアが連帯して抵抗している。

ホワイトハウスはCNN記者が大統領専用機で同行することを認めないなど、様々な手段で取材を制限している。これに対し、メディア側は連帯して対抗している。

今後の行方

トランプ政権とメディアの対立は今後も続くとみられる。中間選挙を控え、政権側の締め付けが強まる可能性もある。メディア側は連帯を強め、取材の自由を守ろうとしている。