ミャンマー国軍が市場空爆、49人死亡 アラカン軍が非難
ミャンマー国軍が市場空爆、49人死亡 アラカン軍非難

ミャンマー西部ラカイン州で28日、国軍による空爆があり、市場で働いていた人など民間人ら49人が死亡、58人が負傷した。現地を支配する少数民族武装勢力のアラカン軍が声明を出し、複数の現地メディアが伝えた。

国軍戦闘機が爆弾2回投下

声明によると、現地時間28日正午ごろ、国軍の戦闘機が爆弾を2回投下し、市場で働いていた人など49人が死亡したという。アラカン軍は「人口密集地の市場、学校、住宅を標的にし、日常的に戦争犯罪を犯している」と国軍を非難した。

ラカイン州の大半を支配、戦闘続く

ミャンマーでは2021年に国軍によるクーデターがあった後、国軍と民主派や少数民族武装勢力との戦闘が各地で激化。ラカイン州では自治権拡大を求めるアラカン軍が国軍の現地司令部を奪うなど攻勢を強め、州内の大部分を支配している。

国軍は25年末から、対立する民主派などを排除した総選挙を実施して親軍政権を樹立し、「民政復帰」をしたと主張するが、武装勢力との戦闘は続いている。