三菱商事、カナダLNG事業に5千億円追加出資 生産能力倍増へ
三菱商事、カナダLNG事業に5千億円出資 生産能力倍増

三菱商事は29日、カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の液化天然ガス(LNG)プロジェクト「LNGカナダ」に追加投資すると発表した。生産能力を倍増する計画で、追加の投資総額約3兆3千億円のうち、三菱商事は15%分の約5千億円を投じる。

生産能力を年2800万トンに倍増

既存施設の生産能力は年1400万トンで、2025年に稼働を始めた。追加投資によって生産能力を倍増の年2800万トンに高める。この規模は、25年の日本のLNGの輸入量の4割に相当する。

拡張後の稼働は30年代初頭を予定

拡張後の稼働は30年代初頭を予定する。三菱商事は、出資比率である15%分にあたる420万トンを日本を中心としたアジア向けに出荷する。

中東危機によるホルムズ海峡の封鎖などを背景に、交通の要衝を通らずに運べるカナダ産LNGに期待が集まっている。