ローマ教皇レオ14世は25日、パリへ向かう教皇専用機内で、トランプ米政権がCNNなど米国の報道機関3社をホワイトハウスから締め出した問題についてCNN記者から問われ、「みなさんがここにいてくれてうれしい」と述べた。イタリアのANSA通信が報じた。
「良質なメディア報道は必要」と教皇
レオ14世は「良質なメディア報道は必要であり、それはあらゆる場所、あらゆる人々にとって非常に重要だ」と述べた。
トランプ政権による締め出しと司法判断
トランプ大統領は今月18日、CNNとMS NOW、ポリティコの3社について、「フェイクニュースを流している」として、ホワイトハウスから締め出すと表明。翌19日には3社記者のホワイトハウスへの立ち入りが拒否され、記者証も取り上げられた。これに対し、首都ワシントンの連邦地裁は24日、憲法に違反する可能性があるとして、記者証と入館資格を直ちに回復させるよう政権側に命じた。
パリ訪問と野外ミサの予定
レオ14世は25日、フランス大統領府や、パリに本部を置くユネスコ(国連教育科学文化機関)を訪問。26日にはパリ中心部のコンコルド広場で野外ミサを執り行う予定で、フランスメディアによると約60万人の参加を見込んでいる。