イエメンの親イラン武装組織フーシの幹部が13日、朝日新聞のオンライン取材に応じ、紅海とアラビア海を結ぶ要衝バブルマンデブ海峡を「完全に支配している」と明言した。サウジアラビアによるイエメンへの「封鎖」が解除されなければ、サウジの石油施設などへの攻撃を続け、対象を拡大する考えも示した。
フーシ幹部が語った支配状況
取材に応じたのは、フーシのメディア部門ナンバー2で、フーシの通信社の編集長を務めるナスル・アメル氏。9月初旬からの攻勢で、フーシがイエメン西部のモカやドゥバーブを含む紅海沿岸全域と、バブルマンデブ海峡の中央にあるペリム島、その北に位置するハニシュ諸島を制圧したと説明した。
海峡支配の戦略的意義
バブルマンデブ海峡は、アジアと欧州を結ぶ主要航路だ。フーシが沿岸部と島々を押さえたことで、海峡を通る船を監視し、攻撃を仕掛けやすい態勢になった。
今後の攻撃拡大の可能性
石油インフラへの攻撃については「拡大していく」と述べた。中東では2月に始まった米国の動きをにらみつつ、フーシは圧力を強めている。



