イラン大統領、米制裁で「国民に苦難」 全面的な戦争状態と批判
イラン大統領、米制裁で国民の苦難認め「全面的な戦争状態」と批判

イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は23日、米国がイラン経済をさらに孤立させるための新たな制裁を発動したことを受け、自国民が「多くの問題」に直面していることを認めた。

大統領、国営テレビで演説

ペゼシュキアン氏は国営テレビで放送された演説の中で、「現在、社会に多くの問題が存在していることは理解している。私たちはこれらを可能な限り防ごうと努めている」と語った。

同氏の発言は、戦争開始から約半年が経過したタイミングとなった先週、米国が新たに発表した一連の制裁措置を通じてイラン政権を「崩壊」させると表明したことを受けてのものだ。

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「全面的な戦争状態」と批判

ペゼシュキアン氏は、ドナルド・トランプ米大統領の存在により、イランが「全面的な経済・軍事・安全保障上の戦争状態」にあるとし、「トランプ氏はイランに対し、最も破滅的で恐ろしい制裁を科すと息巻いている」と続けた。

イラン政府は近年、購買力の低下を招くインフレや為替レートの変動など、主として経済的困窮を理由とした大規模な抗議デモの波に何度も直面している。

経済的苦境への対応強調

ペゼシュキアン氏は23日の演説で「私たちはインフレ、生計問題、失業を克服し、人々が誇りと尊厳を持って生活できるよう、人々の未来を確保することに心から全力を尽くしている」と強調した。

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