イラン、ホルムズ海峡でオマーンと「新たな航路」で大筋合意 米推奨の航路は受け入れず、トランプ氏は3日協議
イラン、ホルムズ海峡でオマーンと「新たな航路」で大筋合意 米推奨の航路は受け入れず、トランプ氏は3日協議

イランのアッバス・アラグチ外相は2日、閣議でホルムズ海峡の管理を巡るオマーンとの協議が最終段階に入ったことを報告した。外務省報道官のエスマイル・バガイ氏は同日、国営テレビで「新たな航路」の設置でオマーン側と大筋合意したことを明らかにした。

米国推奨の航路は「受け入れられない」

ホルムズ海峡の管理を巡っては、イランが海峡北側の航路を指定し、従わない船舶を攻撃したことで米国との戦闘が再開した。バガイ氏は、米国が推奨する海峡の南側(オマーン側)の航路は「受け入れられない」とした上で、オマーンと「新たな航路」で合意したと語った。具体的な航路については触れていない。

トランプ氏の要求との関連は否定

米国のトランプ大統領は1日、イランへの大規模攻撃を中止する条件として海峡の開放を挙げた。バガイ氏は、オマーンとの合意について「海峡の開放や封鎖の継続とは無関係」と述べ、トランプ氏の要求との関連を否定し、「海峡が戦前の状態に戻ることはない」と強調した。

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海峡管理では、イランとオマーンの意見の相違も指摘され、通航料やイランが導入を主張するサービス料の扱いが注目される。

トランプ氏、3日にも協議へ

一方、トランプ氏は2日、大統領専用機内で記者団に、3日午後にもイランと協議する方針を示した。

トランプ氏はイランへの大規模攻撃を中止した理由について、サウジアラビアなど湾岸諸国の要請があったためだと説明し、「サウジはホルムズ海峡やイランの非核化に関する合意が、目前に迫っていると考えていた」と語った。

トランプ氏は大規模攻撃はあくまでも「保留」と位置づけ、「第2次世界大戦以来、最大の攻撃になり得た。やろうと思えばいつでも実行できる」とも述べた。

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