ウクライナに侵攻するロシアで、データセンターへの攻撃が相次いでいる。11日にはモスクワ東方の都市でデータセンターが攻撃され、ロシア国民の生活に身近な複数のサービスに障害が生じた。
ヤンデクスのデータセンターがドローン攻撃で停止
インタファクス通信などは11日、モスクワ東方のウラジーミル州にあるIT大手ヤンデクスのデータセンターがドローン(無人機)による攻撃で損傷し、稼働を完全に停止したと報じた。
ヤンデクスはロシア最大のIT企業で、検索や配車、宅配、地図など広範なサービスを手がける。いずれも国民の生活に浸透しているが、11日の攻撃後、複数のサービスで障害が発生した。
他社のサービスや周辺国にも影響拡大
ロシアメディアによると、影響はヤンデクスにとどまらず、動画配信など他社の一部サービスにも及んだ。ベラルーシや中央アジアのカザフスタンなどでも影響が生じているという。
ロシアがウクライナのデータセンターへの攻撃を本格化させる中、ウクライナ側も攻撃対象を広げているとみられる。ウクライナは報復措置との姿勢を示しているとロイターが報じている。