コロンビアでM7.4地震、死者254人 パンケーキクラッシュ多発か
コロンビアでM7.4地震、死者254人 パンケーキクラッシュ多発か

南米コロンビアで10日、西部を震源とするマグニチュード(M)7.4の地震が発生し、ロイター通信は11日、死者が254人に上ったと報じた。建物の柱が一気に破壊され、各階が真下に折り重なって崩れ落ちる「パンケーキクラッシュ」が多発し、被害を拡大させたとみられる。

被害の状況と支援

被害が深刻なのは、震源に近く、コーヒー産地として知られるリサラルダ県ペレイラと、西部の主要都市カリ。アベラルド・デラエスプリエジャ大統領は11日、行方不明者が195人に上っていると明らかにした。全壊した家屋は1100棟を超え、被害の全容把握には時間がかかる見通しだ。

米国は11日、1550万ドル(約24億円)の支援を発表した。

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専門家の指摘と地震のメカニズム

メキシコ国立自治大のセルヒオ・アルコセール教授(地震工学)は、パンケーキクラッシュが起きた背景について、「コロンビアには、耐震基準を満たさない建物が多い。建設費を抑えるため、十分な訓練を受けていない職人が工事を担った可能性もある」と指摘する。

コロンビア西部では、海側のナスカプレートが陸側の南米プレートの下に沈み込んでいる。今回の地震は、ナスカプレート内部の岩盤が割れて発生したとみられている。米地質調査所のウィリアム・バーナート博士(地球物理学)は「震源が人口密集地のほぼ真下だったため、甚大な被害が出た」と分析している。

周辺地域の地震活動

隣国ベネズエラでも6月24日、M7を超える地震が2度続けて発生し、死者は6300人を超えた。

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