ロイター通信は7日、米当局者の話として、ホルムズ海峡を巡るイランとオマーンの協議が近く合意に至る見通しだと報じた。商船航行の正常化につながる合意が発表されれば、米軍はイランに対する海上封鎖を解除するという。
米当局者の見方
米当局者はロイターに対し、イランとオマーンの協議で進展があり、「間もなく合意に至る」と述べた。「商船が支障なく航行できる合意」が発表されれば、7月に米軍が再開したイラン関連船舶に対する封鎖措置を「解除する」と語った。米側の対応は「イランが合意を実際に履行するかどうかによる」としている。
イラン側の主張
イラン外務省報道官は5日、オマーンとの共同声明の準備が「最終段階」にあると説明した。一方、カゼム・ガリババディ外務次官は、合意が「ホルムズ海峡の開放を意味しない」と国営通信に語っており、先行きは見通せない。
ガリババディ氏は、オマーンとの合意の実施要件として、海上封鎖の解除のほか、原油輸出の許可や資産凍結の解除など、6月に署名した覚書に含まれながら、米国が取り消した措置の復活を要求している。
米国の条件
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは7日、米当局者の話として、「トランプ政権はイランが通航料や手数料を一切徴収しない取り決めのみを受け入れる」との認識を伝えた。



