ブリンケン米国務長官は19日、北朝鮮が7回目の核実験を実施した場合、米国は「断固とした対応」を取ると警告した。ワシントンでの記者会見で述べたもので、韓国や日本との緊密な連携を強調した。
核実験の可能性と米国の対応
北朝鮮は豊渓里(プンゲリ)の核実験場で7回目の核実験を準備しているとされ、米情報機関は「いつでも実施可能」と分析している。ブリンケン長官は「北朝鮮が核実験を行えば、国連安全保障理事会での新たな制裁決議や、米韓合同軍事演習の拡大を含む軍事抑止力の強化を検討する」と述べた。
また、長官は「北朝鮮の挑発行動は地域の安定を脅かすものであり、米国は同盟国と共に責任ある行動を取る」と強調。追加の経済制裁や外交的孤立の可能性にも言及した。
韓国・日本との連携強化
ブリンケン長官は、韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官、日本の林芳正外相と電話会談を行い、北朝鮮情勢に関する情報共有と対応策を協議した。3者は「北朝鮮の核実験は容認できない」との立場で一致し、国際社会への働きかけを強化することで合意した。
特に、米韓両国は北朝鮮の新たな核実験に備え、ミサイル防衛システムの強化や、戦略資産の展開を検討している。米国はB-1B爆撃機や空母を朝鮮半島周辺に派遣する可能性がある。
専門家の見解
専門家は、北朝鮮が核実験を強行すれば、米国は「断固たる対応」として、北朝鮮の金融機関や個人に対する追加制裁を科すと予測する。また、韓国や日本との3カ国での軍事協力がさらに進む可能性がある。
一方、北朝鮮は米国の警告を「恫喝」と非難し、核開発の継続を主張している。ブリンケン長官は「北朝鮮が非核化の道を選ぶよう、あらゆる選択肢を排除しない」と述べ、外交的解決の余地も残した。



