15年の恋人と別れ53歳でハワイ婚 元サーファー女性の晩婚生活
15年の恋人と別れ53歳でハワイ婚 元サーファー女性の晩婚

ライターの大宮冬洋氏による連載「晩婚さんいらっしゃい!」。今回は、40代後半で日系アメリカ人男性と結婚し、現在ハワイで暮らす53歳の茜さん(仮名)のストーリーをお届けする。

元サーファー、15年の恋に終止符

茜さんはもともと日本でサーフィンを楽しむアクティブな女性だった。しかし、15年間交際した恋人との別れを機に、人生の転機を迎える。その後、知人の紹介で出会ったのが、現在の夫である日系アメリカ人のマイケルさん(仮名)だ。彼は日本人妻に対して「我慢強い」というイメージを持っており、その価値観が二人の関係に影響を与えているという。

ハワイ生活のリアル:家賃28万円、年収1300万円必要

茜さんは、ハワイの人気住宅地の物価の高さを実感している。「手取り60万円あっても、風呂なしアパートにしか住めない」と語る。実際、東京なら家賃15万円程度の物件が、ハワイでは28万円もする。年収1300万円以上なければ、まともな一人暮らしは難しいという。

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茜さんは本業に加え、通信教育と通訳サポートの副業で収入を得ており、家計には毎月1000ドルを入れている。それでも、IT関連の仕事を持つマイケルさんの経済力がなければ生活は成り立たない。将来的には、お土産ビジネスなどを軌道に乗せ、サラリーマンを卒業する計画だ。

別れない理由:経済的安定と夫のサービス精神

茜さんは「たまに日本に帰って一人で遊ぶと、やっぱり一人暮らしが合っていると感じる」と打ち明ける。それでもマイケルさんと一緒にいる理由は二つある。一つは経済的な事情。もう一つは、マイケルさんのサービス精神だ。

「彼は日本人とつながりたいという気持ちが強く、300%の力で私の友人をもてなしてくれる。そんなときは彼で良かったと思います。日常生活でも精神的支えであり、刺激になっています。やはりパートナーはいたほうがいい」と茜さんは語る。

晩婚ならではの葛藤とバランス

一人で自由に暮らしたい気持ちと、共同生活の不満を抱えながらも支え合える安心感。その両方を抱えて生きるのが既婚者であり、晩婚であればあるほど葛藤しつつもバランスを取る術を知っていると、茜さんは感じている。

結婚の条件として、70歳または75歳になった時点でハワイでの生活を切り上げ、日本に帰ることを取り決めた茜さん。日本が大好きなマイケルさんにとって、それは現代日本のリアルな生活を肌で感じる機会となる。そのときマイケルさんが必死に頑張るかどうかが、二人の老後を左右するだろう。

本連載では、どちらかが35歳以上で結婚した「晩婚さん」を募集しています(結婚5年目まで)。事実婚や同性婚の方も歓迎します。

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