ノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ首相は23日、来年ウクライナに90億ドル(約1兆4300億円)を拠出すると発表した。北欧諸国とバルト3国の首脳らが支援の姿勢を示すため、ウクライナの首都キーウに集結する中での発表となった。
キーウで有志連合の会合
キーウでは24日、フランスと英国が主導する「有志連合」の会合が開催され、冬を前にウクライナへの支援をいかに強化し、侵攻を停止するようロシアにいかに圧力をかけるかを協議する。
ストーレ氏は記者団に対し、「来年のウクライナに対するノルウェーの支援は、過去最高だった今年と同水準の90億ドルになる」と述べた。ノルウェー政府は、この支援の大部分がウクライナ軍に向けられると発表している。
ウクライナ軍の赤字とEUへの要請
2022年にロシアが侵攻して以来、ウクライナ政府は巨額の資金不足に直面している。この侵攻により国土の広範囲が破壊され、数百万人が家を追われ、何千人もの民間人が殺害された。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日、ウクライナ軍が270億ドル(約4兆3000億円)の赤字を抱えていると述べたが、具体的な詳細は明らかにしなかった。
ゼレンスキー氏は欧州連合(EU)に対し、今年の資金不足を補うため、900億ユーロ(約16兆7000億円)の融資の一部を前倒しで支払うよう要請し、年末までに約100億ドル(約1兆5900億円)がなければ、兵士たちが十分な武器を確保できなくなると警告した。



