トランプ米大統領は29日、イラン革命防衛隊が中東の米軍基地に向け弾道ミサイルを発射したことを受け、「次はわれわれの番だ」と述べ、報復攻撃を予告した。ホワイトハウスで記者団に語った。
協議継続と圧力強化の二面性
これに先立ちFOXニュースの電話インタビューではイランとの協議を「継続する」とし、圧力強化と同時に外交解決を模索する姿勢も示した。米軍は11日から13日連続で続けた対イラン攻撃を24日に中断したが、革命防衛隊は29日、ヨルダンの米軍基地を標的にした弾道ミサイル発射を発表。米国が実際に報復すれば攻撃の応酬が再開しかねず、緊張が高まっている。
ミサイル全弾迎撃と原油価格への影響
トランプ氏は記者団に、発射されたミサイルは5発だったとした上で全て迎撃したと説明。イランに「非常に厳しい打撃を与える」と話した。戦闘再燃への警戒感が広がる中、29日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物価格は再上昇した。
ネタニヤフ首相との会談
米ニュースサイトのアクシオスによると、トランプ氏は28日のイスラエルのネタニヤフ首相との会談で、イランとの戦闘がエネルギー市場や世界経済に与える影響に懸念を表明した。一方、ネタニヤフ氏は米イランの合意成立の可能性に懐疑的な見方を示した。(共同)



