イスラエル軍、レバノン南部を空爆 米イラン合意近づく中で緊張高まる
イスラエル軍、レバノン南部を空爆 米イラン合意近づく

レバノン国営メディアの報道によると、イスラエル軍は13日、レバノン南部に対して大規模な攻撃を実施した。この攻撃は、米国とイランが武力衝突の終結に向けた合意に近づいていることを示唆するタイミングで行われた。米・イランの合意には、親イラン武装組織ヒズボラとイスラエルとの間で戦闘が続くレバノン情勢も含まれる可能性があるとみられている。

イスラエル軍の攻撃詳細

攻撃に先立ち、イスラエル軍はナバティエおよびその他20以上の地域に対して住民に避難警告を発していた。国営通信社NNAは、イスラエルの空爆が複数の地域、特に南部の都市ナバティエ周辺を標的にしたと報じた。

AFPのフォトジャーナリストは、これまでも繰り返し攻撃を受けているナバティエのクファル・レマン周辺で爆発音を確認し、同地域から煙が立ち上るのを目撃した。また、避難警告が出されていなかったクファル・テブニトからも煙が上がっているのが確認された。

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人的被害の状況

レバノン軍の発表によると、クファル・レマンとナバティエを結ぶ道路上で兵士1名が重傷を負った。さらにNNAは、南部ジェジーンのリハンにおいて、イスラエルの攻撃により地元の役人が死亡したと伝えた。

AFPのナバティエ特派員によると、市内はほぼ無人状態となっており、夜間から13日にかけて砲撃が市内および周辺地域で継続的に行われたという。

戦闘地域の拡大

先月、イスラエルはザフラニ川の南側全域を「戦闘地域」と宣言して以降、この地域への攻撃を激化させている。今回の攻撃は、米国とイランの間で合意が近づく中、ヒズボラへの圧力を強める意図があるとみられる。

レバノン情勢は、イスラエルとヒズボラの戦闘が長期化しており、米イラン合意が成立すればレバノン情勢にも影響を与える可能性がある。しかし、合意の詳細やヒズボラの対応は依然不透明であり、今後の動向が注目される。

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