イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は26日、レバノンの親イラン勢力ヒズボラから忠誠を誓う書簡を受け取ったとして、返信を公開した。米国やイスラエルに抵抗するためのヒズボラ支援がイランの「戦略的な政策」と明言し、連帯を強調した。
ヒズボラからの忠誠の書簡
最高指導者事務所が公開したヒズボラからの書簡は、モジタバ師に「全力で揺るぎない忠誠の手をさしのべる」と誓っている。宗教的にもモジタバ師への服従を明確にし、イランの革命体制を全面的に支持した。書簡は内容から、イスラム教シーア派の巡礼時期にあわせた時候のあいさつを兼ねたものとみられる。
モジタバ師の返信
モジタバ師は返信の中で、米国とイスラエルによる抑圧に対して「世界の国々がうんざりとしている」と指摘し、「聖戦と抵抗以外に残された道はない」などと主張した。その上で「その道における忍耐が、約束された神の勝利をもたらす」とヒズボラを鼓舞しており、米イスラエルを刺激するのは必至だ。
米国との覚書とレバノン条件
また、モジタバ師はイランと米国が戦闘終結へ向けて署名した覚書にも触れ、「レバノンの領土の一体性と、イスラエルによる完全かつ無条件の侵略停止を覚書の第一の条件とした」として、ヒズボラ重視の姿勢を明確にした。



