米大統領、陸軍基地乱射の死刑囚に銃殺刑を承認 65年ぶり執行か
米大統領、陸軍基地乱射の死刑囚に銃殺刑を承認

トランプ米大統領が、2009年に陸軍基地で銃を乱射し13人を殺害した死刑囚について、銃殺刑の執行を承認した。国防総省のパーネル報道官がX(旧ツイッター)で5日に明らかにした。日時や場所は後日決まるとしている。

死刑囚は陸軍少佐で精神科医だった

死刑判決を言い渡されていたのは、ニダル・マリク・ハサン死刑囚(56)。米メディアによると、軍事法廷で死刑判決を受けた人の執行は1961年を最後に行われていない。連邦政府の権限に基づく執行としても、第2次トランプ政権では初めてとなる。

陸軍少佐で精神科医だったハサン死刑囚は09年、テキサス州の陸軍基地で銃を乱射。米兵ら13人を殺害し、32人にけがを負わせた。

米国での銃殺刑の実施状況

米国では薬物注射による執行が一般的だが、一部では銃殺刑も認められている。25年はサウスカロライナ州で3件実施された。

第2次トランプ政権は死刑を「犯罪を抑止し罰するための必須の道具」と位置づけ、積極推進の立場に立つ。第1次政権では最終盤に13人に対する死刑を相次いで執行した。