トランプ米大統領は29日、「首都の玄関口」であるワシントン近郊のダレス国際空港の大規模改修計画を発表した。ターミナルの一部を建て替え、利便性を向上させる。ホワイトハウスが公開したデザイン案では、天井にトランプ氏が好む金色の装飾が施された。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「米国が世界一の空港を持つ」ために取り組むと語った。ダレス国際空港について「世界最悪の空港の一つと考えられてきた」と主張。ダフィー運輸長官は来春の着工を目指す考えを示した。
200億ドル超の大規模事業
米メディアによると、費用は200億ドル(約3兆2000億円)を超え、完成には数年がかかる見通し。1962年に開業した同空港は、全日本空輸の羽田空港(東京)直行便を含め幅広い国際線が発着し、要人の利用も多い。
トランプ氏は改修に意欲を示し、数カ月にわたって自ら多くの建設業者の提案を検討してきたという。首都整備の一環としてホワイトハウスのボールルームや米国版「凱旋門」の建設計画を推進し、物議を醸してきた。
批判派からも一定の支持
ワシントン・ポスト紙は、ダレス国際空港の刷新事業については、普段はトランプ氏に批判的な人々からも一定の支持を得ていると指摘した。



