米紙ニューヨーク・タイムズは1日、同紙に寄稿するフリー記者マシュー・コール氏が、トランプ政権から連邦大陪審での証言を求める召喚状を受け取ったと報じた。米海軍特殊部隊による北朝鮮での極秘作戦を報じた記事の情報源を特定するのが狙いとみられる。
「国民に重要な情報を与えまいとする違法な攻撃」
召喚状はバージニア州の検察官が2月に発付した。コール氏について、取材先との接触や会話など2年分の情報の証言を求めており、同紙は「国民にとって極めて重要な情報を与えまいとする、政権による新たな大胆かつ違法な攻撃だ」と批判している。
昨年9月に報じた北朝鮮での極秘作戦
コール氏は昨年9月、同紙記者とともに、米海軍特殊部隊が2019年に北朝鮮沿岸へ通信傍受装置を設置する極秘作戦に失敗し、偶然出くわしたとみられる非武装の住民2、3人が殺害されたと報じていた。
トランプ政権は7月にも、新たな大統領専用機の安全保障上の不備を報じた同紙記者らへ召喚状を出していたが、連邦判事が捜査手続きの不備を厳しく指摘したため、召喚状を取り下げている。



