和歌山県太地町の畠尻湾で17日、「くじらに出会える海水浴場」がオープンした。8月16日までの期間中、ハナゴンドウ2頭が泳ぐ姿を間近で観察でき、特定の時間帯には一緒に泳ぐことも可能だ。入場は無料。
恒例の催し、今年で18年目
このイベントは、町立くじらの博物館が2008年から毎年実施している恒例の催し。今年参加するのは、推定4歳の雌「ヨモギ」(体長2.48メートル)と、推定20歳の雌「コスモ」(体長3.07メートル)の2頭。期間中は海水浴場沖のいけすで飼育され、毎日午前11時から午後1時までの2時間、遊泳エリアに放たれて自由に泳ぐ姿を見ることができる。
初日から歓声
オープン初日の17日には、カヌーに乗った飼育員が2頭を海水浴客の近くまで誘導すると、「大きい」などと歓声が上がった。東京都足立区から帰省途中に家族3人で訪れた会社員の男性(35)は、「5歳の息子は『わーっ』と叫び、とても興奮していた」と笑顔で話した。
飼育員の思い
飼育員の玉沢英怜奈さん(24)は、「初挑戦の新人ヨモギと、6回目でベテランのコスモが一緒に泳ぐ。今年に向けて何度も練習を重ねてきたので、多くの人に楽しんでほしい」と話した。



