職場の先輩や上司に食事をごちそうになる機会は少なくない。感謝の気持ちを素直に伝える人もいれば、「いえ、大丈夫です」と遠慮する人もいる。そんな中、人気漫画「#Z世代とはたらく」から、先輩が思わず驚いた後輩の反応を描いたエピソードが注目を集めている。
先輩の奢りを後輩が渋る理由
漫画のストーリーは、先輩と後輩が食事を終え、会計を済ませようとする場面から始まる。後輩が支払おうとすると、先輩は「今日は奢るよ」と声をかける。しかし、後輩はすぐに奢ってもらわず、どこか迷っている様子を見せる。
さて、後輩が奢られることを渋った理由は何だったのだろうか。選択肢は3つ。①キャッシュレス決済のポイントを貯めたいから、②「後輩ができたら奢ってやれ」と言われるのが嫌だから、③自分のほうが給与が高いから。
正解は「給与が高いから」
漫画の作者である青木ぼんろ氏によると、正解は③の「自分のほうが給与が高いから」だ。後輩は年齢の差よりも収入の差を気にしており、自分が先輩より多く稼いでいるため、奢ってもらうことに抵抗を感じたという。
このエピソードは、世代や立場によって「気遣い」の形が変わることを示している。相手を思ってかけた一言でも、受け取る側の価値観によって反応はさまざまだ。特に「奢る」「奢られる」のやりとりは、価値観の違いが出やすい場面の一つだ。
Z世代の価値観と多様性
Z世代は、年功序列よりも実力や収入を重視する傾向があるとされる。この漫画の後輩のように、年上の先輩でも自分より収入が低ければ奢ってもらうのは気が引ける、という考え方を持つ若者が増えているのかもしれない。
一方で、先輩からすれば、年下の後輩に奢るのは自然な行為であり、後輩の遠慮は意外に映る。このような価値観のズレを理解し合うことが、円滑な人間関係の構築につながるだろう。
なお、漫画の続きでは、後輩が遠慮した真意を先輩に説明する場面が描かれている。詳しくは、漫画本編で確認してほしい。



