ベネズエラ地震、がれきの下から口笛の音 父は19日間捜索も
ベネズエラ地震、がれきの下から口笛 父19日間捜索

南米ベネズエラで6月24日に発生した大地震で、北部カラバジェダの12階建てマンションが倒壊し、下敷きになった9歳の少年ファビオ・バスタルド君の父親が、がれきの下から聞こえた口笛のような音を頼りに19日間捜索を続けた。しかし、少年は7月13日、母親と共に遺体で発見された。

父親が聞いた口笛の音

父親のフランシスコさん(42)は地震発生時に国外におり、倒壊した自宅に戻ったのは6日後だった。「ファビオ!」と叫ぶと、がれきの中からヒューヒューという口笛のような音が聞こえたという。「息子はちょうど口笛を練習していた。きれいな音ではなく、練習中のかすれた音。それを聞いて、息子が生きていると確信した」とフランシスコさんは8日に記者に語った。

救出活動の経緯

現場にはブラジルやメキシコの救助隊が駆けつけ、住民ボランティアも加わり、昼夜を問わず救助活動が続けられた。サーモグラフィーなどの探知機で生存者の可能性が複数回確認されたが、コンクリートが複雑に重なり、深さ7メートルに及ぶため作業は難航した。

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ボランティアのロルダン・ペレスさん(31)は地震発生から2週間後の8日、トンネルの先で石をひっかくような音を聞いた。かすかな泣き声を聞いたという証言もあった。

少年がいつ亡くなったかは不明だが、懸命な救出作業が続けられた。

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