南米ベネズエラで発生したマグニチュード(M)7級の連続地震による死者数が、2595人に達したことが明らかになった。デルシー・ロドリゲス暫定大統領が2日、公式に発表した。負傷者数は1万2400人に上り、被災地では支援を求める声が日増しに強まっている。
国連推計5万人が行方不明、被災地は混乱
政府は行方不明者の正確な数を公表していないが、国連は最大5万人が行方不明になっていると推定している。家を失った人は1万3000人に達し、多くの被災者が通りや公園、空き地にテントを張り、不安な夜を過ごしている。援助を求める列は日ごとに長くなり、ボランティアの善意や市民からの寄付に頼って生き延びている人々も少なくない。
市民の怒りと政府の擁護
国民の間では、支援の到着が遅れているなど、政府の災害対応が不十分だとする怒りの声が広がっている。しかし、ロドリゲス氏は2日遅くに開いた記者会見で、軍や民間当局を派遣して支援する政府の対応を強く擁護した。同氏は「最初の24時間で4000人、48時間以内には1万1000人の職員が動員された」と述べ、迅速な対応を強調した。
被災地の現状と今後の課題
被災地では、食料や水、医療品などの物資が不足しており、国際社会からの支援が求められている。政府は引き続き救助活動と復旧作業を進める方針だが、被害の全容は依然として把握しきれていない。専門家は、余震のリスクや衛生状態の悪化による感染症の拡大を懸念しており、長期的な支援体制の構築が急務となっている。



