ドナルド・トランプ前大統領は、FOXニュースが提案した討論会への参加を拒否した。トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で、FOXニュースの討論会は「キャンセル」されたと主張し、代わりにNBCや他のネットワークとの協議を進めていると述べた。
ハリス陣営の反応
カマラ・ハリス副大統領の陣営は、トランプ氏のFOX拒否を受け、CNNが提案する討論会に応じるよう求めた。ハリス陣営の広報担当者は「トランプ氏は討論を避けている。彼は国民の前で政策を議論することを恐れている」と批判した。一方、トランプ陣営は「ハリス氏はCNNという安全な場所に逃げ込もうとしている」と反論している。
討論会をめぐる駆け引き
両陣営の間では、討論会の日程や形式をめぐる駆け引きが続いている。トランプ氏は以前、ABCニュースの討論会にも参加しないと表明しており、メディアとの関係が緊張している。政治アナリストのジェニファー・アグニュー氏は「トランプ氏は自分に有利な条件での討論を求めている。FOXは彼にとって友好的な場だが、それでも拒否したのは、より多くの視聴者を得られるネットワークを狙っている可能性がある」と分析する。
今後の見通し
大統領選まで3か月を切り、討論会の行方は不透明だ。有権者の間では、両候補の直接対決を求める声が強い。世論調査では、有権者の約70%がテレビ討論会を「重要」と回答している。しかし、両陣営の溝は深く、合意に至るまでには時間がかかるとみられる。



