ルビオ国務長官、ASEAN関連会議に出席へ
米国務省は17日、マルコ・ルビオ国務長官が19~23日の日程でフィリピンの首都マニラを訪問し、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議などに出席すると発表した。この訪問は、中国が影響力拡大を狙うASEAN各国との関係強化を図る狙いがある。
インド太平洋地域の高官と個別会談も
ルビオ氏は滞在中、インド太平洋地域の政府高官との個別会談も行う予定で、自由で開かれたインド太平洋の推進などを確認するとみられる。会議には、中国の王毅(ワンイー)外相(共産党政治局員)も出席する見通しで、9月にワシントンで開催予定の米中首脳会談に向け、台湾情勢などを巡って意見を交わす可能性がある。
中国の影響力拡大に対抗する米国の戦略
米国はASEAN諸国との関係を強化することで、中国の影響力拡大を抑え込む戦略をとっている。ルビオ長官の訪問は、その一環として位置づけられる。ASEANは中国と米国の間でバランスを取る立場にあるが、米国は経済協力や安全保障面での連携を強化し、中国への依存度を減らすよう働きかけている。
米中首脳会談に向けた調整も
今回の会議では、9月にワシントンで開催予定の米中首脳会談に向けた調整も行われる可能性がある。台湾情勢や南シナ海問題など、両国間の懸案事項について意見交換が行われるとみられる。



