Netflixシリーズ『ガス人間』が、日本のNetflix週間TOP10(映画以外の番組部門)で2週連続1位を獲得し、世界28の国と地域でもTOP10入りするなど話題沸騰中。3連休の暑さを避けて自宅で一気見するのにぴったりな作品だ。本作をより楽しむため、物語のカギを握る個性豊かなキャラクターたちを改めて紹介する。
主人公たち:刑事と記者の因縁の再会
岡本賢治(小栗旬)は、捜査一課の警部補。困っている人を見逃せない人情家で、父の背中を追い刑事を目指した。報道記者の甲野京子(蒼井優)と付き合っていたが、ある事件により破局。ガス人間による殺人事件の担当となり、彼女と再会する。
甲野京子(蒼井優)は、テレビ局JNTの報道記者。正義感が人一倍強く、相手が誰であろうと果敢に切り込んでいくタフな人物。報道番組の収録中に対談相手を目の前で殺害したガス人間を追い、真実を突き止めようとする。
ガス人間の謎を追う若者たち
藤川華歩(広瀬すず)と藤川富士太(林遣都)は、オカルト/都市伝説系配信チャンネル「フジタとカホの恐怖地帯」を運営する兄妹。登録者数も少なく全く人気がなかったが、ひょんなことからガス人間の重大な秘密を突き止めてしまい大バズする。
謎の存在:ガス人間
ガス人間(UTA)は、日本全土を震撼させる怪人。身体を自在にガスに変化でき、その挙動はまさに神出鬼没。謎の施設「ホワイトセンター」に関わった人物を一人ずつ殺害すると予告するが……。
事件のカギを握る人物たち
森靖利(現在:竹野内豊/過去:野村周平)は、元ヤクザの上場企業社長。黒いウワサが絶えない企業・ビットマネートレードの社長。とある事件の容疑者として賢治がマークしていたが、証拠不十分で立件できなかった。賢治の亡き父と面識があるようだ。
小畑広紀(現在:酒向芳/過去:中島歩)は、憩いの場「うみかぜ」の施設長。ホワイトセンターの存在を知る人物で、当時の関係者に命を狙われる。
佐野久伍(モーリー・ロバートソン)は、帝都大学名誉教授で、ホワイトセンター関係者の一人。
坂本守(ピエール瀧)は、警視総監。賢治の父の旧友で、幼くして父を亡くした賢治を気にかけ、何かと面倒を見ている。謹慎中だった賢治を復帰させ、ガス人間事件の担当に配置する。
三浦威(岡部たかし)は、東京都知事。都民を恐怖に陥れるガス人間の対応に追われ、都知事選の再選を狙っている。
岡本信也(青木崇高)は、賢治の父。現警視総監・坂本守の元同僚であり良き友だったが、現在はすでにこの世を去っている。
クセ者たち:事件に絡む個性派
ゴロ監督(髙嶋政宏)は、映像制作会社イン・ザ・ソックスの社長。一部で熱狂的な支持を集める鬼才の映像作家で、かつて地下アイドルグループ・ドリームサキュバスのミュージックビデオを手がけた。
謙太(賀来賢人)は、ホスト。俳優志望だったがなかなか芽が出ず、映像制作会社のスタッフを経てホストクラブ勤務に。ガス人間の手掛かりを求めて来店した華歩を接客する。
ミミ(森川葵)は、アイドルグループ・ドリームサキュバスの元メンバー。現在は映像制作会社に勤める。
大友三郎(中野英雄)は、指定暴力団藤代会の組長。ガス人間に命を狙われたヤクザで、手下たちを使いある資料を血眼になって探す。
桐島かずみ(夏川結衣)は、都知事候補者。次期都知事の座を狙う、三浦のライバル候補。
『ガス人間』のあらすじと背景
本作は、東宝の伝説的映画『ガス人間第一号』(1960年)を、東宝とNetflixの初タッグで、全8話の完全オリジナルストーリーのドラマシリーズとしてリブートした作品。
物語は、謹慎中の刑事・岡本賢治(小栗旬)が、前代未聞の殺人事件の捜査に駆り出されるところから始まる。生放送番組に出演していた大学教授の身体が突如として膨張し、爆死したのだ。現場に向かった賢治は、事件を目撃した報道記者で、かつて恋人だった甲野京子(蒼井優)と再会する。やがて「ガス人間」を名乗る謎の男(UTA)が連続殺人を予告し、世間は大パニックに。犯人逮捕と真相究明に乗り出す賢治と京子だったが、標的となった人物たちは、2人をあざ笑うかのように次々と命を奪われていく。
ガス人間は何者なのか。なぜ身体をガスに変える特異な能力を手にしたのか。そして、連続殺人の真の目的とは――。事件はやがて、警察、マスコミ、動画配信者、裏社会の住人、時の権力者ら、それぞれの思惑が複雑に入り乱れる攻防戦へと発展。事件を覆う分厚いガスが晴れたとき、この国の根幹を揺るがす壮絶な真実が明らかになる。



