台湾の統一地方選が熱気を帯びている。11月28日の投開票に向けて、実質的な選挙戦はすでに始まっており、北部2市長選の結果が与党・民進党と野党・国民党の勝敗を分けそうだ。約1年後に迫る総統選のみならず、中台関係にも影響を及ぼす選挙になりつつある。
台北市長選で民進党・沈伯洋氏が支持拡大
「我らの市長、沈伯洋!」――15日夕、台北市長選に立候補している民進党立法委員の沈伯洋氏(44)が市中心部の公園に姿を見せると、支持者から大きなかけ声があがった。沈氏の集会や街頭活動は日を追うごとに聴衆を増やし、「洋流」と呼ばれる現象になっている。
蔣介石のひ孫を猛追
沈氏は「蔣介石のひ孫」を猛追しているという。選挙戦の行方は、与野党の勝敗を左右する重要な要素となりそうだ。
この選挙は、約1年後に迫る総統選や中台関係にも影響を及ぼすとみられている。